外壁はガルバリム鋼板小波(ミストホワイト/Jクラフト)
ファサードは町並みに溶け込むよう、
さりげなくというご要望。
左手建物はご実家。境はありません。
新旧の境界仕上げが入り混じる
玄関ポストとドアホンが一体となったプランタースペース
玄関脇に植栽スペース
アオダモ・ソヨゴ等
コンセプトの”ご実家に光を通す”ため
建物左側(南側)から段々上になり、中庭へとつながっています。
建物にくびれをつくることで光を届けています。
くびれが構造の弱点とならないよう構造検討を密に行い、
制震ダンパーも組み込んでいます。
玄関ドアはガデリウス社のスェーデンドア。
チークの木製防火認定品。
豆砂利の洗い出し土間。
玄関収納にはタモの無垢材を使用。
式台はチェリー材、上り框にアサダ。
その先に熊本県産のイグサを用いたタタミを敷き、
カリンの無垢材をカウンターに用いた飾り棚が出迎えます。
階段踏板は唐松の幅接ぎパネル。蹴込み赤松化粧合板。
左の開き戸は和室へとつながる建具。
二階に上がるとニッチ棚がお出迎え。
2階バルコニー
2階バルコニーから中庭を眺める
アオダモが成長し数年かけてバルコニー手摺高さになる予定です。
タタミの居間からキッチンを眺める
居間とキッチンには20㎝の段差があり
タタミに座っている人と、キッチンに立つ人との
高さの関係が不自然にならないように
中央の上部には吹抜けがあり、北側でありながら
トップライトからの安定した光が入り、やさしい空間となっています。
座卓はブラックチェリーの接ぎ板を天板に、
脚や框もサクラ系の材料で大工が製作しています。
窓の下にある腰かけられるカウンターはキハダ
ご主人と一緒にデザインした幅4.5mのTVボード。
中央のTV台と右側のデスクカウンターにはケヤキを使用。
タタミは熊本県産イグサを使用した1畳の縁なし
天窓から吹抜け、キッチン。
肉眼でとらえることの難しい視野角で、広角レンズならではの写真。