2017年1月21日(土)、22日(日)に大田区で木造準耐火住宅の完成見学会を開催しました。

2017年1月21日(土)、22日(日)に大田区で

準耐火構造木造2階て住宅の完成見学会を開催しました。

天候にも恵まれ、多くのお客様にご来場頂きました。

ありがとうございます。

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下記あらためてご紹介です。

『羽田の家』は木造2階建て準耐火構造の住宅です。
敷地は三方を道路が囲み、南側は隣家が迫ります。
南側からの日射を受けるためリビング・ダイニングに吹抜けをもうけ高窓から採光を得るなど
建築的な工夫をすることで快適に過ごせる空間としました。
羽田の家は3世代で生活されます。
多い部屋数をそれぞれコンパクトにまとめながら、
ご家族やお客様が集う空間は開放的で広がりのある空間としました。
引き戸や障子を多用した可変的な間取りにより
様々な生活・家族形態に対応する住い手に寄り添う家となりました。
また木造準耐火建築物でありながら無垢の構造材を一部現しています。
室内では許容応力度計算を用いながら燃え代設計によるヒノキの柱とスギの梁の現し。
外部では告示に基づく野地板の厚みをクリアーした杉の厚板Jパネル現しの玄関庇。
設備には、開放的な間取りに適した
全館冷暖システムパッシブエアコンが搭載されています。
家全体をムラなく暖められるため、部屋毎の温度差が少なくヒートショックにも効果的です。
床から暖気を吹き出し、室内全ての足元が暖かいことによる快適性は
また設備優先では無く高気密、高断熱とすることが重要です。
長期優良住宅の認定を受けながらも断熱性能は+αの性能値(UA値0.51 ZEHレベルは0.60)としています。

構造材は土台に桧、柱は杉(大黒柱は桧)、梁は杉・米松を使用しており

過半に山長商店の和歌山県産材使っています。

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足場がとれました。
西側はどしっとした山のような外観

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2階の様子(燃え代設計)
ヒノキの6m通し柱とスギの梁がこのまま見えてきます。
杉の梁と建具の鴨居の間にスペースがあり、
鴨居がL型に浮いたようになっています。

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吹抜けを通して
1階と2階の大工さん同士の連携もスムーズです。
やりとりが楽しそう。

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無垢板の杉を用いたロフト階段
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ささら桁と踏板は山長さんの杉無垢板

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造作家具収納
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キッチン本体と食器棚は造作です。
使い手にあわせて設計します。
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お仏壇は大工による
欅(ケヤキ)の造作
軸回しの製作建具がつきます
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壁・天井はさわら材貼りの
ハーフバス(OM会員限定のLIXIL製)

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窓の右隣は換気扇用の造作ガラリ(取外し可能)
さわら2枚分の幅の中にぴったり納まっています。
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1階トイレ家具(ブビンガ材)
手摺・手洗い・背面収納
色々な機能が一体となっています。
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玄関庇は出幅が1.5m近くあります。
柱を立てずワイヤーで吊るすことで利便性を高めています。
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庇はJパネル・杉のあらわし。
厚みを3cm以上(燃え代設計)

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構造:木造2階建て準耐火構造(地区計画により)
外壁:ガルバリウム鋼鈑角波
断熱:屋根 現場発泡ウレタンフォーム 200㎜

外壁 現場発泡ウレタンフォーム  90㎜

基礎断熱(立上り・耐圧盤) ネオマフォーム 30㎜

空調:全館冷暖房OMパッシブエアコン

設計施工:田中工務店

敷地面積: 131.03㎡(39.55坪)
1階床面積: 68.72㎡(20.74坪)
2階床面積: 54.68㎡(16.51坪)
延床面積:  123.40㎡(37.25坪)

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