「青戸の家」現場ブログ始まりました

「青戸の家」は京成線青砥駅近くで利便性の高いエリアにあります。

間口4m、11坪の長方形の敷地に、建坪6.8坪・延べ床18坪の木造3階建ての住宅です。

厳しい斜線制限があり、室内の屋根傾斜に空間をとられ、

まともに3階の空間を確保できない中での5人家族のための家です。

都内で工務店をやっている以上は10坪前後の小さな土地での建築はあります。

この規模の住まいづくりは弊社では慣れていると言うか、実は得意としているほうだと思います。

ただ、ここまで暮らしを確保しようと楽しそうにもがく住まいはなかなかありません。

小さな家を住みよくつくるには施工技術だけではなく、設計力も重要なポイントです。

構造も強く、出来る限り空間は広くつくる。

または少しでも広く感じられるように努め、日照や採光も考慮し、

既製品の都合に合わせずに建具や家具を自由に製作すること等々が求められます。

それを見込んで弊社に設計依頼を頂いた地元、青戸での仕事。

他建築業者では3階建のプランが成り立たなかったという難しい敷地条件でした。

北側斜線が厳しく天井高さも天井懐もぎりぎりに

抑えて梁成の構造検討も緻密に行いながら

3階が成立する高さまでになり、

5人家族でも快適に楽しく住める家になりました。

現場ブログを是非ご覧下さい。

構造見学会は11月14日(土)に開催します。

構造:木造3階建て
外壁:ガルバリウムスパンドレル ZiG
断熱:壁 高性能グラスウール16K

屋根・床 フェノールフォーム保温板

設計施工:田中工務店

敷地面積: 38.50㎡(11.62坪)
1階床面積:  22.77(6.87坪)
2階床面積:  22.77(6.87坪)
3階床面積: 15.84㎡(4.78坪)
延床面積:  61.38㎡(18.53坪)

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