「荒川の家Ⅱ」の現場ブログを始めました。
北側と西側の二方向を道路に囲まれた
L型の敷地です。
木造3階建て在来工法で
1階の大半はガレージが占めます。
車を2台並列にとめるため
車庫の間口が大きくなり
上階の荷重を支えるため
LVLなどのエンジニアリングウッドを使用し、
構造強度を確保しています。
今年の3月に改正された告示による
構造用パーティクルボードの使用等により
耐震性を示す耐震等級は最上級の3としています。
計算上の層間変形角の最大値は1/234
(基準法では1/120、等級2・準耐火は1/150)
2階はLDKと水まわりで
造作の家具も多く、随所に田中工務店のデザインコードを
ちりばめたつくりとなっています。
小上りには定番のムカデ収納や掘り座卓があり
半既製品のキッチンや板貼りのハーフバスも魅力的です。
リビングの吹き抜けから続く
3階は勾配天井と燃え代設計によるヒノキ柱とスギ梁のあらわしにより
ダイナミックな構成となっています。
外皮性能を示すUa値は0.54(6地域基準値0.87 ZEH基準値0.6)
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