葛飾区青戸で間もなく着工する「青戸の家」現場ブログが始まります。
「青戸の家」は最大で建坪6.8坪、延べ床18坪の家で
5人家族で暮らすにはいささか小さいのかもしれません。
私共も都内で工務店をやっている以上は10坪前後の小さな土地での建築はさけられませんが
厳しい斜線制限の中、まともに3階の空間を確保できず、屋根に押しつぶされそうになりながらも
それでも暮らしを確保しようと楽しそうにもがく住まいはなかなかありません。
この規模の住まいづくりは弊社では慣れていると言うか、実は得意としているほうだと思います。
小さな家を住みよくつくるには施工技術だけではなく、設計力も重要なポイントです。
構造も強く、出来る限り空間は広くつくる、または少しでも広く感じられるように努め、
日照や採光も考慮し、既製品の都合に合わせずに建具や家具を自由に製作すること等々が求められます。
それを見込んで弊社に設計依頼を頂いた地元、青戸での仕事。
他建築業者では3階建のプランが成り立たなかったという難しい敷地条件でした。
北側斜線が厳しく天井高さも天井懐もぎりぎりに抑えて梁成の構造検討も緻密に行いながら
3階が成り立ちそうな高さまでになり、
5人家族でも快適に楽しく住める家になりました。
進捗状況などは新しいブログでご紹介を致しますのでご期待下さい。