「ハイブリッドソーラーの家」構造見学会終了

8月28日(土)に葛飾区高砂で開催された「ハイブリッドソーラーの家」の構造見学会が終了しました。

残暑厳しい中で4組のお客様がお越し下さり、ご覧頂けきました事を御礼申し上げます。

 

この家は3人のお子様にご夫婦の5人家族の為の住宅です。

家事と仕事の両立を図る奥様の家事動線を考慮し、キッチンを中心とした水回りをまとめて老後は1階だけで十分な生活ができるような配慮がしてあります。

道路に近い南側の掃き出し窓前には緩衝的なインナーテラスを設けて視線を遮り、そのテラス下は災害時の備蓄倉庫として使える工夫などもあります。

また耐震、温熱、維持管理、劣化に優れた長期優良住宅の認定を取得し平成22年度長期優良住宅普及促進事業補助金住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業費補助金(NEDO)を併せて200万以上の補助金に太陽光、太陽熱の補助金も申請予定です。

 

この家は太陽熱利用(OMソーラーシステム)+太陽光発電(エコスカイルーフ)のハイブリッドシステムを搭載した東京23区内では初めての住宅です。

 

※ハイブリッドシステムについて

OMソーラーは家庭で使用するエネルギーの約6割(暖房、給湯)を占める熱エネルギーを取得するシステムです。この太陽エネルギーを

熱としてそのまま効率良く使える方法です。残りの4割は主に電化製品に使われるエネルギーです。この電気を太陽光発電で賄えば、

太陽エネルギーを最大限に利用することになります。「熱は熱のまま。そして電気も太陽から」というのが、OMソーラーの考え方です。

 

 

太陽光発電は、発電の際に熱も発生させています。一般的にはこの熱を捨てていますがこれを無駄なく取り込んでしまおうというのが「エコスカイルーフ」の大きな特徴です。太陽光パネルで発生した熱をOMソーラーのパネルに取り込み、暖房や給湯に利用します。

 

 

紀州材の山長商店のひのき柱を使い、丈夫で家を長く持たせる性能を持った骨組みに 基礎、床下、土台、柱、梁や筋違いなど普段は見れない主要な構造部分電気の配線や断熱材(セルロースファイバー)の充填状況も併せてご覧頂けます。

 

敷地面積: 110.26m²(33.3坪)
1階床面積: 61.49m²(18.6坪)
2階床面積: 55.46m²(16.7坪)
延床面積: 116.95m²(35.3坪)
小屋裏面積: 153.19m²(46.2坪)

※施工延床面積=延床面積+小屋裏+吹抜け+バルコニー

設計・施工:田中工務店

 

「ハイブリッドソーラーの家」構造見学会 「ハイブリッドソーラーの家」構造見学会

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