「千石の家」現場ブログを始めました。
「千石の家」は利便性の高いエリアにある都市型の木造2階建て住宅です。
南側が道路に接し、3方を住宅やマンションに囲まれています。
道路面からの採光はある程度期待できるものの、
他方位からは十分な採光が得られません。
1階まで光を届けるために屋根の中央に天窓を設け、
天窓から得られる安定した光を吹抜けを通して
1階のファミリースペースまで導光しました。
ダイニングスペースではお客様が現在使用している無印のシェルフと
当社が得意とする大工の手仕事を融合させた造作家具や、
保管されていたワイヤーシェルフを利用した造作の食器棚を製作します。
半既製品のキッチンにオリジナルの面材を設置し、墨染めする予定です。
構造計画は3間×5間の総2階とし、なるべくシンプルに力が流れる計画としています。
外周部は筋交いによる断熱欠損をなくすため、構造用面材で耐力を確保しています。
耐震性能に関しては許容応力度計算による耐震等級3。
火災保険の割引を受けるため、準耐火構造としています。
また、長期優良住宅の認定を受け、構造材の過半に国産材を使用し、
グリーン化の補助金を取得予定です。
断熱性能を示すUA値は0.46(基準値0.87、HEAT20 G2=0.46)
南側の窓からは公園の桜が望めます。
完成が非常に楽しみです。
構造見学会や完成見学会などの情報も随時お報せします。
「千石の家」現場ブログ始まります。