家づくりにあたって、一番気になってしまうのは
「お金はいくらかかるの?」ということではないでしょうか?

家づくりで不安なこと、家づくりが始まって困ったこと、その多くがお金が絡んだ話です。詳しく見ていきましょう。

田中工務店の家づくりは、住まい暮らしのご要望をかなえる注文住宅です。
目安や概算金額はお伝えしますが、詳細なお見積もりは実際にプランニングをした上で御呈示を致します。

いくらかかる?

もくじ

田中工務店の見積りは、お引き渡し時にすぐ住める状態までをあらわした金額(総額)です

通常、田中工務店でご提示するお見積書は、本隊工事費、別途工事・付帯工事費、設計料、諸費用を含んだ、家づくりのための全ての金額を含んでいます。

家づくりに必要なお金の割合の目安

本体工事費(躯体・設備・仕上げ工事)

別途工事・付帯工事費(地盤改良工事、外部給排水工事、照明器具、冷暖房設備等)

設計料(設計図面の作成等) ※建築家の場合は10%~18%程度

諸費用(ローン会計費用、登記費用等)

=家づくりの全ての費用

ローコスト住宅の坪単価表示の殆どは本体工事費のみ現わしています。
ハウスメーカーなども同様の例が多いので総金額を把握する事が重要なポイントです。

本体工事費とは

本体工事費は建物としてほぼ完成した状態につくりあげていくための目安の費用です。
大別すると8種類の工事があります。

基礎工事地盤掘削、鉄筋型枠工事、コンクリート工事
木工事土台、柱や梁などの構造、大工が行う下地、造作工事
外装工事屋根工事、雨樋、外壁、バルコニー防水の施工
外部建具工事玄関ドア・外部サッシ等の窓類
内部建具工事ドア、引戸、収納扉など主に室内の木製建具
内部仕上げ工事塗装工事、壁天井内装工事、タイル工事など
電気設備工事電気配線、スイッチコンセント、照明取付等の電気工事
給排水設備工事キッチン、トイレ、浴室などの設備機器、配管工事
別途工事・付帯工事費とは

別途工事・付帯工事費は、本体工事に含まれない、オプション的な要素の工事費用で、主に下記を指します。
また、敷地条件によっても費用が変わります。

  • 解体工事費
  • 冷暖房設備(エアコン・床暖房)、太陽光、太陽熱利用システム
  • 居室の照明器具電話通線工事
  • CATV、インターネット、LAN等特殊設備
  • カーテン・カーテンレール・ブラインドなど
  • 造り付け家具、造り付けキッチン・洗面、椅子・テーブル
  • 門扉・塀・ウッドデッキ・車庫・植栽などの外構工事
  • ガス工事・ガス乾燥機
  • 断熱性能等級7以上の付加断熱、熱交換型換気システム
解体工事
作り付け家具

敷地条件による懸念事項

  • 軟弱地盤対策地盤補強・改良工事
  • 接道条件が悪く車輛の進入が困難である場合
  • 敷地内に上下水道の引き込みが必要
  • 敷地に高低差があり擁壁・土留め工事が必要
  • 防火地域内の敷地で耐火建築となる場合
  • 敷地形状により建物が変形となる場合
  • 大都市圏では工事車両の駐車料金の負担増
設計料とは

プランニング、意匠・設備設計、建築確認申請など設計図面の作成費用です。

  • 基本プランニング作成
  • 意匠図全般作成
  • 設備図全般作成
  • 建築確認申請業務/申請手数料
  • 構造計算許容応力度計算料
  • 長期優良住宅・認定低炭素申請業務/申請手数料
諸費用とは

家を建てる際の、住宅ローンや引越し代、税金等の工事費以外の費用です。

  • 銀行のローン手数料
  • 工事契約書、銀行借入時に必要な印紙代
  • 表題登記・保存登記・抵当権設定等の家屋調査士 と司法書士の各手数料・申請書代
  • 住宅瑕疵担責任保険料/ 地盤保証料
  • 団信保険料・火災・地震保険料
  • 建築時にかかる税金・登録免許税 (保存登記・抵当権設定登記時)
  • 近隣挨拶の手土産・地鎮祭・上棟式
  • 新築中の仮住居費、引越代

坪単価の話

坪単価とは工事費算出の目安に使う指標で、家を建てる時の床面積1坪当たりの工事費のことです。
1坪は1.1818(m)×1.1818(m)=3.3057(㎡)
1坪を畳2畳と表現する事もあります。

各都道府県別平均坪単価はこちら

坪単価の算出方法にはルールがなく、会社によって算出方法が異なる

坪単価(床面積1坪あたりの工事費用)がわかれば、その坪単価に実際の面積をかければ工事費用の目安になるのでしょうか。
いいえ、実は坪単価の算出にはきちんしたルールがなく、各社が坪単価をどのような算出方法で金額を出しているのか確認する必要があります。
坪単価を算出する際には、基本的に「法延床面積」「施工床面積」のどちらかが使用されているのですが、どちらを使うかで坪単価は大きく変わってしまうのです。

坪単価のからくりについて詳しく知りたい方はこちら

以上の理由から、坪単価を鵜呑みにするのは避けましょう。

家づくりのお金のことで失敗しないために覚えておくこと

別途工事、付帯工事費、諸費用を知る
敷地毎、地域により工事費は変わることを知る
工務店見積りの基本となっている仕様.性能を確認する
最初の工事費だけに捉われがちだがメンテナンス周期も含めた長い時間で費用を考える
坪単価換算だけでは総工事費の目安にならない

田中工務店の家は、以下の理由で安くできません

田中工務店
  • 耐震・断熱・維持管理し易く劣化対策にも優れた長期優良住宅+αの性能である
  • 技術のある大工が無垢材を多用して手技を使い丁寧に作る
  • すぐ住める状態にまで整えてお引き渡しするので、後から別途工事、付帯工事が掛かることが少ない
  • 住まい手が暮らしやすいように、それぞれオリジナルの設計・建具・家具を考えて作る
  • 地鎮祭、上棟式など昔から伝わることを行っている

安いメーカーは何で価格を安くできるのか?

家の建築に掛かるお金よりハウスメーカーは人件費、広告・宣伝費は当然田中工務店より高いですが、見た目はなぜ価格安に見えるのでしょうか。
その理由は以下になります。一言で言えば、オプション工事が多くいわゆる建物の本体工事価格と言う部分しか価格提示をしていないということになります。

  • 商品化企画をして家の設計パターンを決めて手間を抑える(決まっているパターンから変更を加えると、逆に多額の費用がかかる場合が多い)
  • 外構、植栽工事が見積に入っていない
  • エアコン、カーテンなどが見積に入っていない
  • 照明器具が見積に入っていない
  • 下足入れ以外の家具工事などの提案が無い
  • 坪単価で安く見せる仕組を使っている

テレビ番組では建築家が作っているのにも関わらず、なぜ安いのか?

建築家がテレビ出演を広告料と考えて、設計料など諸費用を入れていない。

家づくりのお金についてもっと勉強したい方は、オンラインにて住まい教室を開催していますので、ぜひご参加ください。

田中工務店での事例

今まで田中工務店が建てた家の中から、実際にどんな設計施工を行ったか、事例をご覧ください。

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