4/15 (土)北区中里で木造3階建ての構造見学会を開催しました。

   

 2017年4月15日(土)に北区の中里で木造3階て住宅の構造見学会を開催しました。

多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございます。

 

 

DSC05798

 

DSC05800

 

DSC05802

 

DSC05810

 

DSC05812

 

DSC05813

 

DSC05817

 

DSC05818

 

DSC05819

 

DSC05828

 

  

 
『中里の家』は高台の住宅街に建つ木造3階建ての住宅。

路地奥の20坪程の敷地は道幅が狭く工事車両で一杯となるような条件です。

道路斜線と高度斜線が厳しく、建物の形状への影響が大きくなります。

敷地の南側は高度斜線いっぱいの隣家が迫り、日照条件が良いとは言えません。

斜線制限により切り取られた限られた空間の中で豊かなで快適な空間をつくりだすことができるのかが

重要な設計ファクターとなります。

 
1
 
2
 
3
 
4
 
5
 
6
 
8
 
9
 
10
 
11
 
12
 
13
 
DSC05410
 
DSC05341
 

構造見学会時の見所としては、

壁・屋根ともにセルローズファイバーの断熱施工。

室内には木造準耐火建築物でありながら無垢の構造材を許容応力度計算による

燃え代設計で一部現しています。(ヒノキの柱とスギの梁の現し。)

 

耐震性能は等級3とし、加えて金属流動を利用した制震ダンパーミューダムを設置します。

時刻歴応答解析によるシミュレーションにより制震ダンパーの配置を決定しています。

完成時には見れません。

 

温熱性能を示す断熱の外皮計算UA値は0.51で2020年基準0.87を40%以上上回る性能です。

また、税制上の優遇措置から認定低炭素住宅としています。(一次消費エネルギー量は基準より-10%)

【認定低炭素住宅要件】
・省エネ法の省エネ基準に比べ、一次消費エネルギー量がマイナス10%以上となること
・低炭素化に資する措置が講じられていること
 (UA値0.51)

 

特に準防火地域内の3階建て(準耐火構造)をご計画中の方は、

準耐火建築物ならではの木質表現をご覧になり、住まいづくりにお役立て下さい。

 

構造:木造3階建て準耐火構造

外壁:ガルバリウム鋼鈑 小波

屋根:ガルバリウム鋼板一文字葺き

断熱:屋根 セルローズファイバー60k 200㎜

   外壁 セルローズファイバー60k 105㎜

            床断熱 ジュピー 66㎜

                                                                                                                                                                                   

設計施工:田中工務店                                       

 

敷地面積: 70.08㎡(21.15坪)
1階床面積: 37.26㎡(11.25坪)
2階床面積: 39.75㎡(12.00坪)
3階床面積 28.09㎡(8.48坪)
延床面積: 105.10㎡(31.73坪)

| イベント情報など一覧へもどる |