長期優良住宅の要件に合った家を建てる場合、主に下記のメリットがあります。

住宅性能(耐震性、断熱性、耐久性など)が上がり、性能表示で担保されます

田中工務店では、国土交通省の「長期優良住宅先導的モデル事業」が始まる以前より、住まい手の暮らしやすさを第一に考え、長期優良住宅に取り組み、施工してまいりました。
そして今回、長期優良住宅法によって、長期優良住宅の性能表示が担保され、より目に見える形になりました。

長期優良住宅の補助金(90万〜最大150万円)を受けることができます

地域型住宅グリーン化事業が始まりました

これは、国土交通省の採択を受けたグループ(原木供給・製材・建材・設計・施工などの業者)が建てる省エネルギー性能や耐久性能等に優れた木造住宅を対象に、補助金が交付されるという制度です。
対象となる住宅タイプは3つあり、補助金上限は下記の通りです。

対象となる住宅のタイプ補助額上限
長期優良住宅140万円
高度省エネ型(認定低炭素住宅)90万円
ゼロ・エネルギー住宅150万円

※申請の流れなど、くわしくは田中工務店へお問い合わせください

長期優良住宅の税のメリット

長期優良住宅の認定を受けた住宅には税金でのメリットがあります。

不動産所得税の特例措置

住宅を所有する際にかかる登録税、不動産取得税、固定資産税の3つの不動産所得税についても、長期優良住宅は一般の住宅よりも負担が軽減されます。

投資型減税措置

住宅ローンを使わず自己資金で長期優良住宅を建てる場合でも減税の効果が受けられるよう、特例措置が設けられております。
減税の対象は一般住宅を長期優良住宅にするための性能強化費用分です。

住宅ローンでのメリット

(独)住宅金融支援機構が実施する金利優遇制度で、一定の性能を満たす場合、長期固定ローン「フラット35」のローン金利が優遇されます。
これは、新築・中古両方で利用が可能です。

住宅の長寿命化

「つくっては壊す住宅」から「いいものをつくって長く大事につかう住宅」へ

日本の住宅寿命は平均で26年というデータがありますが、これはほかの先進国と比べて極端に短く、まさにつくっては壊し、またつくっているのです。
こうした家づくりは資源とエネルギー、そしてお金を無駄使いしますし、ゴミも出ます。
「長く大事に使う」ことはエコ視点からも大事なことなのです。

「暮らしの豊かさ」の実現へ

住宅を長く大事に使い子孫に住み継ぐと自然と住宅にかけるコストは少なくてすみます。
その分、家具を吟味したり、お気に入りの絵を飾ったり・・・と自分流に暮らしを楽しむ「ゆとり」が生まれます。

生涯収支の比較

ストック型社会へ

「いいものを長く大事に使う」ことをあたり前にする社会のあり方、それがストック型社会です。
家に限らず高品質・高付加価値のモノをつくって普及させ、皆で長く大事に使うことでエコ、暮らしの豊かさ、そして人口減少社会における経済成長をバランスさせようとする考え方です。

| 家を守る・住み継ぐへもどる |